Q&A
なかなか温まらない場合、手足の先よりも内臓がかなり冷えている場合があります。
体の仕組みとして、最優先して温めを必要とするのが臓器(内臓)です。例えば運動をするときに、体が温まっている時と、冷えている時では、温まっている時の方が動きやすいと思います。
私たちの体の最優先事項は生命活動です。体が生命活動をするのには、まず臓器が動きやすい状態であることが必要不可欠です。
そのために、血液は常に常に臓器に集まりやすく、最優先に温めようとします。
この臓器が冷えてきてしまうと、手足の先に巡っていた血液が臓器に集まり、温めようとします。すると手足の先をどれだけ温めても、血液が巡りにくく、温まりにくくなります。
冬になる、もしくは寒くなると排尿回数が増えるのは、血液が臓器を温めるため活発に動かし、同時に腎臓の働きがよくなるためです。
手足の先が冷える場合は、まずは内臓を温めることをおすすめします。